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2006年 08月 10日
江戸東京博物館で開催中の兵馬俑展へ。兵馬俑の展覧会はかなり頻繁にやっている気がするが、今回のものは彩色された兵馬俑がメインらしい。しかし全ての兵馬俑が彩色されているわけではなく、ばっちり彩色されたものは1体のみ。これを目当てにくるとちょっと拍子抜けするかも。
ただ、今回の展示は、司馬遷の生涯と彼の編纂した史記の流れを追いながら、秦、漢の皇帝の墓の変遷を見ていくというのが本当の狙いのようで、その点ではとても面白かった。スーパーリアリスティックな秦の兵馬俑もすごいが、ずっと小さくてリアルさは劣るが漢の陽陵出土の俑もなかなかで、これを一度に対比して見ることができたのは良かった。漢の俑は、顔、体ともに割とよく作られているが、全部裸。これは布の服を着せていたのが服は風化してなくなってしまったものらしい。 それにしてもこんなにたくさんリアルなものを作って、ばかでかいお墓に葬るなんて、スケールの大きさにあきれ果ててしまう。 でも一度は行ってみたいです。西安に。
by lotus_design
| 2006-08-10 22:17
| 美術
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