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2005年 08月 27日
前日申し込んでおいた浦内川、マリユドゥーの滝へのトレッキング、カヌーツアーへ。 まず浦内川を遊覧船で8kmほどのぼる。両岸はマングローブの林になっている。マングローブは真水と海水の混ざるところに生える木の総称で、マングローブという名の木ではないのだそうだ。西表のマングローブはヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギの3種類で、それぞれ特徴があってすぐに見分けられる。 上陸したら、2kmほど緩やかな山道を登ってマリユドゥーの滝とカンピレーの滝へ。どちらも幅が広くざあざあと流れていて、日光の滝とかとはなんだか違って、ジャングルの滝といった感じ。お昼までに戻れとの指令だったので結構忙しく、滝を見てすぐに下山。降りたところでお弁当。これが、カゴに入っていて素敵なお弁当だった。熱帯魚らしき赤いさかなが焼いてあるのとか、ウリのようなもの(後で青パパイヤだと教えられた)とか。 食べ終わったところでいよいよカヌー。軽く講習を受けてさっさと乗船。2人乗りで、前と後ろの人がこぐタイミングを合わせて漕がねばならない。後ろの人が前の人の漕ぐのを見て合わせてあげるのが良いとのこと。つまり、後ろの人は協調性がないとダメということで、やってみれば協調性があるかないか一発でわかりますよー、とガイドさん。漕ぎ方は最初はぎこちなかったが、3時間ほどかけてのんびり川を下る間に次第に上手になってくる。私はどうやら後ろの方が向いているみたいだった。というのも、舵をとるのも後ろなら、早さを変えるのも後ろの人のやり方ひとつで決まるのだ。前の人の漕ぎ方に合わせつつ、自分のやりたいようにやれる。最初は、前の方がよく見えるし、後ろの人が合わせてくれるから好き勝手できるかと思ったらそうではないのだ。一見地味な後ろのほうがカヌーの醍醐味を味わえるのでした。 浦内川は、上流から下流まで、高低差がほとんどないため、潮が満ちてくると海水が逆流してくる。そのため、流れがほとんどなく、川下りというよりは、湖を漕いでいるという感じだった。それでも、途中で支流に入って滝に打たれたり、上陸してマングローブのことや西表の自然についてガイドさんに教えてもらったり、まさにジャングルクルーズだった。マングローブは塩水に浸かっても大丈夫な脱塩機能をもっているのだという。それがなんと、塩分を数枚の葉に集中させて、枯らして散らすのだという。普通の葉は緑なのだけれど、塩分の集まった葉は黄色で、かじるとしょっぱい!自然ってすごいなあと感心しきり。
by lotus_design
| 2005-08-27 22:40
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